INTERVIEW
リージョナル社員
仲丸 英里
ショップスタッフ
2016年入社
接客・販売を中心に商品の陳列、修理の受付、入荷商品の検品、在庫の管理など、店舗スタッフの仕事は本当に多岐に渡ります。接客という仕事については、学生時代のアルバイトでも経験していたので、ある程度は理解しているつもりでした。しかし、実際にダイアナというブランドで働くようになり、「見られている意識」や「言葉遣い」の大切さを改めて意識するようになりました。私は都内の路面店で勤務していますが、私が日々接客をしているお客様は、大半が私よりも年上の方々。そのため、失礼のないような振る舞いを心掛けています。勤務をしていると「丁寧にありがとう」などと言っていただけることがあるのですが、私よりも経験豊富なお客様に感謝の言葉をいただくたびに私の方が感謝したい気持ちになりますね。
接客を通じてお客様と接していると、ふと喜びの瞬間に立ち会えることがあります。私が現在勤務している店舗には海外からのお客様も多くご来店されます。以前足のサイズが小さいお客様がご来店された時の話ですが、母国では自分のサイズに合う靴が売られておらず、何と「靴を買うために日本に来た」とのことでした。私は「せっかくダイアナに来ていただいたのだから是非気に入った商品を見つけてほしい」と思い、気に入っていただけそうな商品を色々ご提案しました。すると、好みのご自身の足に合った靴と出会えたことがよほど嬉しかったのか、「天国にいるみたい」とおっしゃって、20足もの靴をまとめてお買い上げくださいました。お客様の嬉しそうな姿に、私まで嬉しくなり、この仕事をやっていて良かったと心から思えた出来事でした。
特に自分でも成長したと実感できるのは「お客様との距離の縮め方」だと思います。店舗にご来店いただくお客様は一人ひとり異なります。たとえ同じ商品を希望されていても、OLさんなのか学生さんなのか、独身の方なのか主婦の方なのか、20代なのか40代なのかなど、バックグラウンドの違いで使用用途や目的は多種多様です。丁寧に対応することはもちろんですが、時にはフレンドリーに接することでお客様との距離感が縮まることもあります。また、私という人間を信頼してもらえるかどうかが重要です。ダイアナは専門店なので靴の知識や、調節の技術を身に付けていることは当たり前ですが、そこに私なりの個性をプラスすることで信頼は生まれると思います。個性を磨くためにも仕事だけでなくプライベートも充実させ、人として豊かな感性を持てるように日々過ごすことを心がけています。
OFF TIME
シフトの都合で平日に休みがもらえることも多いので、そういう時にはひとりでゆっくり映画を楽しんでいます。また、ネイルや美容院には定期的に行くようにしています。やはり接客は、商品を勧める店員の身だしなみや振る舞いによって説得力が変わってくるもの。外見というよりも、トータルの人間性が、接客のプロフェッショナルには求められる気がしますね。