INTERVIEW
リージョナル社員
蜂谷 由香里
ショップマネージャー
2008年入社
現在私はショップマネージャー(以下マネージャー)として働いています。店舗の運営(商品構成検討や売上管理、スタッフの育成等)がマネージャーの仕事です。具体的には自店のお客様ニーズに合った商品を選定したり、エリアを担当するジェネラルマネージャーと運営方針を相談したり、ショッピングセンターの担当者と販促イベントについて折衝したりと、仕事内容は多岐に渡ります。マネージャーになる以前と比べると接客以外の仕事が増えましたが、私のビジョンは『お客様に喜んでいただき、たくさん靴を買っていただける店舗』をつくること。そのため、第一線で接客をするスタッフの教育には特に力を入れています。私はよく部下に「お客様と会話をしよう」と言っています。いきなり商品説明をされても戸惑ってしまう方が多いですし、一方的な接客で心を開いていただくのは難しいんですよね。お客様と言葉のキャッチボールをしながら、どのような願望や要望を持っているのかを引き出すことが、この仕事の大事な姿勢だと思います。
店舗の責任者という立場である以上、目標予算の達成は最大のミッションです。数字ばかりを追いかけることは避けなければなりませんが、目標があるからこそ努力できるというのも事実。しかしつねに順調というわけにはいきません。ある時に予算達成が厳しい月があり、マネージャーという責任の重さに押しつぶされそうになったことがありました。そんな時に別の店舗のマネージャーが叱咤激励の電話をくれたんです。そのマネージャーは面識がある程度で、一緒に働いたこともない先輩。それなのに親身になってアドバイスや励ましの言葉をかけてくれる。別の場所にいて、別の仕事をしていても、ダイアナはチームなんだと実感しました。
入社以降、私はずっと店舗で接客をしてきたのですが、かつてはマネージャーになりたいとは考えていませんでした。靴が好きで、人と話をすることが好きで、人を喜ばせることが好き。それに若い頃は、お店のマネジメントについて考える余裕もありませんでした。マネージャー研修を受けてみるように勧められたのは、入社5〜6年目のこと。店舗経営のノウハウや、マーケティング視点などについて学び、少しずつ自分のキャリアのことを思い描くようになっていきました。以前、サブショップマネージャーを対象とした研修で講師を務めたことがあったのですが、店舗レイアウトも接客スタイルも、地域や環境によってさまざまな違いがあることを知りました。今後は、複数の店舗を回りながら、人材教育をするような仕事にも携わってみたいですね。
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